QASH(キャッシュ)とは

QASH(キャッシュ)とは、

国内取引所「QUOINEX(コインエクスチェンジ)」を運営しているQUOINE社が発行したトークン(仮想通貨)で、「LIQUID(リキッド)」という流動性が高いプラットフォームで使用されるトークンになります。

「QUOINEX」・・・仮想通貨交換業登録を2017年の9月に取得し、金融庁に認可された国内取引所

また、QUOINE社は、シンガポールを拠点にした海外市場向けの「QRYPTOS」取引所も運営しています。

 

QASH(キャッシュ)は、イーサリアムをベースにして作られています。

イーサリアムをベースに作られた仮想通貨は、ERC20トークンと呼ばれます。

 

ちなみにこのQASH(キャッシュ)は、ICOで約125億円の調達に成功しています。

この調達額は、COMSA(コムサ)の調達額よりも大きく、

2018年8月16日現在、このQASH(キャッシュ)を超えて調達できた日本のICO案件はありません。

 

※COMSA(コムサ)・・・国内取引所ZAIF(ザイフ)を運営しているテックビューロ社が発行した独自トークン

COMSA(コムサ/CMS)トークンの特徴&将来性

QASH(キャッシュ)の基本情報

通貨名 QASH(キャッシュ)
通貨単位 QASH
上限発行枚数 1,000,000,000 QASH(10億QASH)
公開日 2017年11月6日
アルゴリズム(暗号化方式) ERC-20
公式ホームページ https://www.liquid.com/
ホワイトペーパー https://s3-ap-southeast-1.amazonaws.com/liquid-site/quoine-liquid_v1.9_ja.pdf

QASH(キャッシュ)のJPY価格・ランキング・時価総額

QASH(キャッシュ)チャート


ロードマップ

LIQUID(リキッド)

「LIQUID(リキッド)」とは、

「流動性を持つ仮想通貨取引を可能にするプラットフォーム」のことです。

 

例えば、ビットコインやイーサリアムといった仮想通貨は、

人気も高く、売り手と買い手が常に多い状態で、

流動性も既に高く、取引売買に困る事はありません。

 

それに対して、上場したばかりの仮想通貨は、買い手と売り手が非常に少ない場合が多いです。

買い手がいなければ基本的に価格は上がりません。

 

また既に流動性が高い場合も、

取引所によって価格差が生まれている事が多いのも問題です。

例えば、取引所Aでビットコイン価格が70万円、取引所Bでビットコイン価格が71万円といった感じですね。

 

これらを解決できるものとして、「LIQUID」のプラットフォームが期待されています。

そしてここで使われる通貨が、QASH(キャッシュ)になります。

LIQUID(リキッド)の3本柱になる機能

  • ワールドブック
  • クロスカレンシー換算エンジン(CCCE)
  • スマート・オーダー・ルーティング(SOR/Smart-Order Routing)

ワールドブックとは

「ワールドブック」とは、

「LIQUID(リキッド)」のメイン機能になるものです。

 

ワールドブックは、

以下の2つのオーダーブック(注文板)から構成されています。

  • 内部オーダーブック:ワールドブック内のすべての注文板が表示される
  • 外部集約オーダーブック: 内部オーダーブック以外の世界中の全取引所の注文が集約されて表示される

 

仮想通貨の取引をしたことがある人なら誰でも分かる事だと思いますが、

現状、仮想通貨取引所は世界中に多く存在しています。

 

取引所が沢山あれば、取引高が高い人気の取引所であったり、あまり人気がない取引所が出てきます。

それによって、それぞれの取引所で価格差が生まれています。

 

しかしワールドブックという機能を使って、

世界中にある取引所の仮想通貨の注文を、1つの画面で取引ができるようになるということです。

クロス通貨換算エンジン

「クロスカレンシー換算エンジン」とは、

日本では日本円(JPY)、アメリカではドル(USD)、イギリスではポンド(GBP)といったように、

国によって使っている法定通貨は様々です。それを瞬時に為替換算してくれるものになります。

 

そして為替換算してくれた価格をワールドブックに反映してくれるという流れになります。

スマート・オーダー・ルーティング(SOR/Smart-Order Routing)

「スマート・オーダー・ルーティング」とは、

世界中の様々な所から出されている注文をマッチングさせて約定させてくれるシステムのことです。

 

これが行われる事で、取引高が多い取引所・取引高が低い取引所など関係なしに、

出されている注文をぶつけあって約定してくれます。

 

投資家にとっては、

取引がより簡単に、そしてスマートにできるものになる事は間違いありません。

QASH(キャッシュ)の将来性

現状、取引所によって扱っている通貨が異なり、

取引所で扱っている仮想通貨を購入する場合に、送金をしなければいけません。

 

ほとんどは日本円からビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)に変えて、

それを海外取引所に送って、新たな仮想通貨を購入しなければいけません。

またアドレス入力ミスなどで送金失敗してしまうと、送金したお金は紛失してしまいます。

 

ですが「LIQUID(リキッド)」のプラットフォームが完成すると、

仮想通貨取引に必要な口座は一つだけでよくなります。

 

その為、送金失敗のリスクがなくなり、

ユーザーは簡単かつ、安全に仮想通貨取引ができるようになっていきます。

 

これは、LIQUIDと提携している取引所の仮想通貨全て、

LIQUIDのプラットフォームを通じて取引することが可能になるからです。

 

一つの取引所で売買が成立するわけですから、取引所間の送金作業も必要なくなり、

送金時の送金ミスであったり、送金手数料も発生しません。

 

また私達日本人にとって最大の利点は、

このプラットフォームを使う事で、日本円で購入することも可能になる点だと思います。

 

取引のしやすさというのは、

新規参入者の増加・仮想通貨の今後の発展に非常に大きな影響を与えます。

 

それらの点からも、LIQUID(リキッド)が完成する事で、

そこで利用されるQASH(キャッシュ)の需要は高まっていくと思います。

取扱取引所

国内取引所QUOINEX(コインエクスチェンジ)の発行した独自トークンになりますので、

こちらで購入されるのが一番おすすめです。