MACD

MACDとは、

「Moving Average Convergence Divergence」の頭文字を取ったもので、

「マックディ」って一般的には呼びます。

 

私はそのまま「エムエーシーディ」って読んでますけどね。

ぶっちゃけそのあたりはどうでもいいんですが(笑)

 

 

私は移動平均線(MA)の方をメインに使っていますが、

性質的にはこれと非常に似ています。

 

移動平均線(MA)の事を「単純移動平均線」といいいますが、

これは過去の一定期間(20日間とか100日間とか(設定した期間))の終値を合計して日数で割った平均値の線のことです。

 

 

MACDは、「指数平滑移動平均線」といいます。

移動平均線(MA)が終値を平等に評価するのに対して、

MACDは「直近の終値をより評価しますよ」ってなテクニカル指標なんですよね。

 

移動平均線(MA)は、20日・50日・100日など

自分自身が設定したものを何本も引いたりすることができますが、

 

MACDでは、基本的に2本の指数平滑移動平均線を使って、

相場を観察するものになります。

 

ちなみに、その2本の線は、

「MACD線」「シグナル線」と呼ばれます。

 

ここでは無駄な事はあまり記載せず、

MACDの特徴や使い方を端的に分かりやすく記載したいと思います。

MACDの特徴

  • 移動平均線(MA)よりもトレンドの売買位置が分かりやすいテクニカル指標
  • 上昇や下落トレンドがはっきりできてしまうと弱い
  • レンジ相場に弱い

一般的な見方

  • MACD線とシグナル線のクロスを利用して売買する
  • ダイバージェンス(逆行現象)を利用する

基本的な使い方

基本的な使い方(買い)

  1. MACD線がシグナル線を上回った→買い
  2. MACD線が0(ゼロ)を上回った→買い

基本的な使い方(売り)

  1. MACD線がシグナル線を下回った→売り
  2. MACD線が0(ゼロ)を下回った→売り

利確ポイント

  1. MACD線とシグナル線が次に交差したタイミング
  2. ダイバージェンスが確認できたタイミング

ダイバージェンスを利用した際の注意点

  • ストキャスティクスやRSIなど他のものと合わせてみる方が良い
  • 逆行現象を確認出来た際は、基本的に利益確定した方が良い。
  • 逆行現象が起きても相場が反転するとは限らない(する可能性はあるよってなだけ)