目次
Skycoin(スカイコイン)とは
イーサリアムなどの第二世代といわれる仮想通貨に対して、
Skycoin(スカイコイン)は、第三世代の仮想通貨と言われています。
スカイコインは、2013年12月23日が公開日なので、非常に古い仮想通貨であり、
その開発には、ビットコインとイーサリアムの開発者達が携わっています。
スカイコインのアルゴリズムは、独自開発されたもので、
ビットコインを筆頭に見られるマイニングという作業を排除しています。
このスカイコインのアルゴリズムを、「Obelisk(オベリスク)」と呼んでいます。
この「Obelisk(オベリスク)」を使う事で、
ビットコインが抱えている問題点を解決できるようになります。
また、スカイコインのプロジェクトには次のようなものもあります。
それは「SKYWire(スカイワイヤー)」という次世代ネットワークも開発しています。
〈スカイコイン紹介動画〉
Skycoin(スカイコイン) の基本情報
通貨名 | Skycoin(スカイコイン) |
通貨単位 | SKY |
上限発行枚数 | 100,000,000SKY(1億SKY) |
公開日 | 2013年12月23日 |
アルゴリズム(暗号化方式) | Obelisk |
公式ホームページ | https://www.skycoin.net/ |
ホワイトペーパー | ホワイトペーパー |
Skycoin(スカイコイン)のJPY価格・ランキング・時価総額
Skycoin(スカイコイン)チャート(バイナンス)
Skycoin(スカイコイン)の特徴
- 独自アルゴリズム「Obelisk(オベリスク)」を採用
- マイニング行為を排除
- 消費電力が低い
- 高速と言われているVISAカードを超える処理速度
- Skywire(スカイワイヤー)という次世代ネットワーク
独自アルゴリズム「Obelisk(オベリスク)」を採用
スカイコインでは、
「Obelisk(オベリスク)」と呼ばれるアルゴリズムが採用されています。
これはビットコインが抱えている
この「Obelisk(オベリスク)」とは、マイニングを必要としないシステムになり、
ビットコインが抱えている手数料高騰の問題や送金遅延の問題を解決が期待されています。
また、このオベリスクは、
悪意あるノードを遮断することによって、悪意のデータが拡散していくのを抑える役割があり、
マイニングが行われないため、ビットコインなどで問題になった51%攻撃ができないようになっています。
消費電力が低い
ビットコインの問題点として、高機能なコンピュータが必要で、
その為、消費電力が非常に高くなってしまうことが問題点の一つでした。
ですが、スカイコインでは、マイニングが行われないため、
非常に安価な電力で利用可能となっています。
処理速度が超高速
※スカイコイン3000+ VISAカード2000 ビットコイン7
スカイコイン紹介動画でも紹介されていましたが、
スカイコインの認証速度は非常に高速です。
その理由は、マイニングという採掘作業がない事が大きな理由ですね。
どれぐらい早いかというのは、他と比較すると分かりやすいので、
他の仮想通貨の取引速度と比較してみます。
ビットコイン1秒に5件程度、イーサリアムが1秒に15件程度と一般的に言われています。
そして送金速度が速いと言われているリップルでさえ1秒に1000件程度になります。
ちなみに世界最速の処理速度を誇っているのが、現在VISAカードになります。
VISAカードの処理速度が大体1秒で5000件前後と言われています。
ちなみにですが、カタパルトを実装したNEM(ネム)は、
1秒で4000件程度の速度がでると言われていますが、それでもVISAカードを超える速度は出せていません。
このことからも分かる通り、スカイコインは非常に高速です。
ちなみに、ネムについての記事はこちらで紹介しています。
Skywire(スカイワイヤー)という次世代ネットワーク
スカイコインは、Skywire(スカイワイヤー)というものが、
インターネットを利用する際に使われます。
現在私たちの多くが、フレッツ光などのプロバイダとよばれる中間業者を通して、
インターネットに接続しているのが現状です。
ただその場合、中間業者に個人情報が知られているというのが前提条件で、
完全な匿名性が保証されているわけではありません。
スカイコインは、「Skywire」というネットワークを利用する事で、
プロバイダを通さず、業者に個人情報が知られる事もないので、プライバシー保護の観点からも非常に優れたものになっています。
その上スカイコインの認証速度は非常に速く、快適に利用できるのも大きな利点です。
Skycoinのデメリット
スカイコインのデメリットは、
Skywire(スカイワイヤー)というネットワークを使う事で生まれる匿名性の高さだと思います。
匿名性が高い通貨は、他にも沢山あり、プライバシー保護の視点から見れば大きなメリットがあります。
ですが、メリットとデメリットは表裏一体で、犯罪組織に利用されたりする可能性を秘めています。
日本のコインチェックでも、Monero、DASH、Zcashといった匿名性通貨の取り扱いを中止した理由も、
匿名性の高さによるものです。
Monero・DASH・Zcashについての記事はこちらに記載しています。
Skycoinの取扱取引所
取引高の約40%がほこっており、取引がしやすいバイナンスをお勧めします。
知名度は低いですが、他には 58%の取引高がある9coinでも問題ないかと思います。