Waves(ウェーブス)とは

ウェーブスは、もともとネクスト(NXT)から派生したロシア生まれの仮想通貨です。

ちなみにネクスト(NXT)は、ビットコインから派生した仮想通貨になります。

 

ウェーブスは、ネクストの多くの機能を引き継ぎ、

それに新機能を加えた独自トークンの発行プラットフォームになります。

 

また、ウェーブス上のDEX(分散型取引所)では、

ビットコイン・イーサリアムなどの仮想通貨だけでなく、

ドル・ユーロなどの法定通貨も取り扱うことができる特徴があります。

公開日

2016年3月5日

通貨単位

WAVES

上限発行枚数

100,000,000WAVES(1億WAVES)

アルゴリズム(暗号化方式)

LPoS(Leased Proof of Stake)

公式ホームページ

https://wavesplatform.com/

ホワイトペーパー

https://blog.wavesplatform.com/waves-whitepaper-164dd6ca6a23

 

WavesのJPY価格・ランキング・時価総額

 

Waves/BTCリアルチャート(バイナンス)


Wavesの特徴

  • Waves Lite Client(ウェーブスライトクライアント)ウォレット
  • LPoS方式(Leased Proof of Stake)
  • 独自トークンを簡単に発行できる
  • DEX(分散型取引所)
  • ドル・ユーロなどの法定通貨を取り扱える
  • スマートコントラクトや匿名性機能など、多くの機能が現在開発中である

Waves Lite Client(ウェーブスライトクライアント)ウォレット

Waves Lite Client(ウェーブスライトクライアント)はWaves公式のウォレットになります。

このウォレットから、独自トークンを発行したり、DEX(分散型取引所)を利用したり、Wavesを貸したりできます。

 

またここでは、ビットコイン・イーサリアム・ライトコイン・ジーキャッシュといった仮想通貨も取り扱われています。

それだけではなく、法定通貨であるドル・ユーロも取り扱っています。

 

このウォレットは、

アプリをダウンロードする事で、スマホでも利用可能です。

 

ウォレットは、公式サイトからダウンロード可能です。

https://waveswallet.io/

LPoS方式の承認システム

ウェーブスでは、

LPoS方式(Leased Proof of Stake)というシステムを採用しています。

これは、ユーザーが信頼できるフルノードに自分の持っているWavesを貸すことのできるPoS方式です。

 

そしてフルノードにWavesを貸す事によって、

フルノードがブロックを生成するごとに発生する手数料の中から、利息として報酬を受け取る事ができます。

※フルノード・・・10000Waves以上保有しており、ブロックを生成できる特定のユーザー

 

ちなみにPoS方式というのは、

所持している通貨の量が多ければ多いほど報酬を多く貰えるシステムです。

 

これと相反するのがPOWと呼ばれる報酬方式ですね。

POWの有名どころとして、ビットコインやライトコインが挙げられます。

 

また、POWやPOSについては以下記事で説明しています。

PoW・PoS・PoI・PoC・PoAの比較

独自トークンを簡単に発行できる

ウェーブスのプラットフォームでは、

誰でも簡単に独自トークンを発行することができます。

 

独自のトークンを発行する際には、

「Waves Lite Client」のメニューの中から「TOKEN CREATION」を選び、

「トークン名」「説明」「総発行量」「最小単位」を設定する事でトークンを発行する事ができます。

そして設定し、発行したトークンは、ICOで資金集めもできますし、

ポイントカードのような使い方もできます。

 

またここで発行したトークンは、

「Waves Lite Client」の中で取引することも可能です。

 

Waves Platformを利用したICOの例としては、「Mobile Go」「ZrCoin」などが挙げられます。

DEX(分散型取引所)

DEX(分散型取引所)は、中央集権型の取引所ではないので、

個人間で直接取引することができます。

 

この点の最大の利点は、

中央集権型でないため、ハッカー(クラッカー)のハッキング攻撃を受けにくいことです。

 

コインチェックでも問題になりましたが、

中央集権型だと管理されている取引所が狙われたりした場合、預けているコインをまるごと盗まれる可能性があります。

 

ですが、分散型取引所であるため、

ハッカー(クラッカー)の標的になりにくく、そういう心配は小さくなります。

ドル・ユーロなどの法定通貨を取り扱える

 

ウェーブスでは、ビットコインやイーサリアムといった仮想通貨だけでなく、

ゲートウェイを利用することで、ドルやユーロも取り扱うことが可能です。

 

ちなみにこのゲートウェイを利用することで、

例えば1000ドルをウォレットに入金した場合、それと同じ価値を持つぶんの仮想通貨を発行してもらえます。

また、その仮想通貨を使って、自由に取引も可能になります。

スマートコントラクトや匿名性機能など、多くの機能が現在開発中である

Wavesは、将来的にスマートコントラクト(契約)機能などを実装予定ですが、

現段階では、まだ開発中です。

 

ちなみにスマートコントラクト以外に、

実装予定されているのが以下の4つになります。

  • 匿名送金機能
  • クラウドストレージ機能
  • メッセージ機能
  • 投票機能

 

それらが一つずつ確実に実装されるにつれ、

ウェーブスは更に評価をあげていくと予想されます。

取扱取引所

Huobiが一番取引が行われています。

 

ただ2018年7月2日予定で、

日本に住んでいる人の取引ができなくなるようなので、

その際は、Tidex(タイデックス)Binance(バイナンス)のどちらかで取引されれば問題ないと思います。

個人的にはバイナンスで取引される方をお勧めします。