「人の行く裏に道あり花の山」とは、
「花見の際に、人が大勢いるところを避けて裏道を行ってみると、
沢山の花が咲いている場所にいけた」という話から生まれた格言で、
もともとは千利休(茶人)の句だともいわれていますが、相場の世界で非常に有名な格言の一つです。
この格言の本質の意味は、
「人と同じ行動をとっていては成功できない。人の行動と逆を行く事が大事」ということです。
相場の世界で、人と同じ事をしていたのでは稼ぐことが難しいもので、
現時点で人気のない、又は大きく下落している銘柄・通貨を安い時に多く購入し、
その後沢山の人が買って、価格が大きく上昇した時に売却すると、大きく儲けることができると言っています。
もちろん誰も購入してないからといって、なんでもかんでも購入しても損をする可能性が高いです。
きちんと相場を分析し、きちんと根拠が持った上での購入が前提になります。
トレンドを理解したのちに、
明らかに良い銘柄・通貨なのに、相場全体が大きく下がって、一緒にほとんどの銘柄・通過の価格が下落している。
そういう時に購入しておくと良い結果で終われることが多いと言いたいのです。
また、上昇トレンド・下降トレンドの時に、トレンドに逆らっても損をするだけなので、
「大きく下落したから、もうそろそろ上がるよね!?」のような自分よがりの考えで、
トレンドに逆らった買い方をしても意味がありません。
相場全体の状況を把握した上で、
有望な銘柄・通貨にも関わらず、明らかに価格が下落している場合は、人と逆の事をして買っておくと良いということです。
これはどの市場でもいえる事で、大きく稼ぐ為には、
非常に大事な考えであり、頭の片隅に絶対に置いておいた方がよい格言になります。
今回は「人の行く裏に道あり花の山」についての紹介させて頂きました。