この格言は、
「永久に上がり続けるような相場はない」と言っています。
またこの格言は、合わせて逆のことも言えます。
「上がり続ける相場がなければ、下がり続ける相場もない」ということです。
※株式でいえばその会社の上場廃止とか、為替でいえばその国の通貨がなくなるとかなれば話は別です。
最近でいえば、仮想通貨(暗号通貨)のビットコインがまさしく良い例だと思います。
240万円程度まで上昇し、どこまでも上げ続けるかのような幻想を抱いていた人も多かったと思います。
ですが、きちんとその上昇相場も終わりがきて、大きく現在下げています。
これは、自然の法則であり、相場の昔から変わらない真理です。この上下の波は、大きい波である時ほど、大きな反動がきます。
またチャートがあるものは、全てにおいて共通していえることです。
この格言が最も伝えたいことは、
相場に向き合う際、臨機応変に対応する事が大事であり、
大きく上がった相場である時ほど、注意が必要である点です。
逆に、大きく下落した時ほど大きな反動のチャンスが眠っているという事も同時にいえます。
ですので、相場が一方方向へ大きく動いている時ほど、
慎重に、かつ冷静に、取引をしていくことが大事であり、
この格言は、その真理を的確に捉えた言葉だといえると思います。
今回は、「上がった相場は自らの重みで落ちる」について紹介しました。