目次
Cosmos(コスモス)とは
Cosmos(コスモス)の特徴は、
大きく2つ挙げられます。
- 開発者が独自のブロックチェーンを作ることができる
- 異なるブロックチェーンを繋ぐことができる
特に異なるブロックチェーンを繋げる事が出来るという技術は、
このCosmos(コスモス)の最大の特徴だと言えます。
世界最大の取引高を誇るバイナンスもこの技術に注目し、
バイナンスチェーンにも使用しています。
【バイナンスチェーン】
バイナンスが独自に運用しているブロックチェーンの事で、
バイナンスが運営している分散型取引所である「Binance DEX」で使われています。
Cosmos(コスモス)の基本情報
通貨名 | Cosmos(コスモス) |
通貨単位 | ATOM |
上限発行枚数 | 237,928,231 ATOM(約2億3793万ATOM) |
公開日 | 2017年4月6日 |
アルゴリズム(暗号化方式) | ERC20 |
公式ホームページ | https://cosmos.network/ |
ホワイトペーパー | https://cosmos.network/resources/whitepaper |
Cosmos(コスモス)のJPY価格・ランキング・時価総額
Cosmos(コスモス)のリアルチャート(バイナンス)
独自ウォレット「cosmos wallet」
Cosmos(コスモス)を管理・保管するためのウォレットになります。
Cosmos(コスモス)には、
Webウォレットとモバイルウォレットが用意されています。
ちなみにコスモスウォレットは、ATOMを管理するだけでなく、
「投票」による報酬を獲得する際にも必要になります。
※2019年9月現在
Cosmos(コスモス)の特徴
- 独自のブロックチェーンの作成が可能
- 異なるブロックチェーンを繋ぐことができる
- Tendermint
- 「投票」による報酬制度
独自のブロックチェーンの作成が可能
これは言葉の通り、
ブロックチェーンの作成ができるということです。
それだけ理解しておけばいいかと思います。
異なるブロックチェーンを繋ぐことができる
これがCosmos(コスモス)最大の特徴といっていいと思います。
本来異なったブロックチェーンを繋ぐことはできません。
Lisk(リスク)という仮想通貨に
サイドチェーンというものがあり、
ブロックチェーンの拡張機能として注目を浴びました。
ですがこれは異なったブロックチェーンを繋ぐようなものではなく、
ブロックチェーンの補佐的な役割が強いです。
ですが、Cosmos(コスモス)は、
全く異なったブロックチェーンを繋ぐことが可能になるのです。
例えばビットコインはビットコインアドレスにしか送れないのが普通です。
これらを可能にしてくれるということです。
Tendermint
これは上で述べた異なるブロックチェーンを
繋ぐための基盤となっているシステムになります。
その技術が「Tendermint」になります。
Tendermintを利用した「Ethermint」
「Ethermint」は、Tenderminを利用する事で、
イーサリアム(ETH)の特徴であるスマートコントラクト(自動契約)の機能を
Cosmos(コスモス)上で動かすことができるようになります。
「Ethermint」の最大のメリットといえるのは、
Cosmos(コスモス)ネットワークに参加することで、
無限のスケーラビリティを獲得することが可能になる点だと思います。
そして、Tenderminを利用している事で、
イーサリアムより、最大20倍の速さで取引処理ができます。
また手数料も非常に安価になります。
Cosmosネットワーク
Cosmosネットワークとは、
異なるブロックチェーン間で仮想通貨(トークン)の移動を可能にしてくれます。
Cosmosネットワークでは、2種類のブロックチェーンがあり、
その2種類のブロックチェーンの事をハブ(Hub)&ゾーン(Zone)と呼んでいます。
それらは、ハブ(Hub)を中心に、
それをゾーン(Zone)が取り巻いているイメージです。
そしてそれぞれに
仮想通貨(トークン)の移動が可能です。
「投票」による報酬制度
Cosmos(コスモス)で利用されるトークンが「ATOM」になりますが、
Cosmos(コスモス)には「投票」というものがあります。
これはコスモスウォレットに預けているATOMの量に対して、
投票権を与えられるというものです。
この与えられた投票権を使って、
承認作業をする事ができます。
投票権という難しい表現をしていますが、
簡単にいうとマイニングの報酬を得られるという事です。
取扱取引所
このCosmos(コスモス/ATOM)は、
様々な取引所で取り扱いされています。
その中で、
Hotbitで約44%の取引高があります。