目次
SALT(ソルト)とは
SALT(ソルト)とは、
Secured Automated Lending Technologyの略語で、
これを日本語に直すと「自動貸付技術」という意味になります。
この日本語訳からも分かるように、
SALT(ソルト)は、ユーザーが保有している仮想通貨を担保にして、
ドルやユーロといった法定通貨を融資してもらうことができるサービスになっています。
どうしても法定通貨が必要な場合、
所持している仮想通貨を売却することなく、法定通貨を手にできる点でも利用価値があります。
2018年12月31日現在、
SALT(ソルト)で担保にできる仮想通貨は、
ビットコイン・イーサリアム・ライトコイン・ドージコイン・USDコインの5つになっています。
その人の信用によって、融資を行うのではなく、
担保にした仮想通貨の量によって融資を行うというのも注目です。
そして、SALTは環境になるだけ負荷を与えないという考えのもと、
POWからPOSへの移行を決定しています。
SALT(ソルト)の基本情報
通貨名 | SALT(ソルト) |
通貨単位 | SALT |
上限発行枚数 | 120,000,000 SALT(1億2000万SALT) |
公開日 | 2017年9月 |
アルゴリズム(暗号化方式) | POW→POS(ERC20) |
公式ホームページ | https://saltlending.com/ |
ホワイトペーパー | https://crushcrypto.com/wp-content/uploads/2017/08/SALT-abstract.pdf |
SALT(ソルト)のJPY価格・ランキング・時価総額
SALT(ソルト)のリアルチャート(バイナンス)
融資を受ける流れ
- 借り手と貸し手の間で、融資期間や金額をマッチングする
- 貸し手がSALTで取り扱っている法定通貨(ビットコイン・イーサリアム等)を入金する
- 借り手はSALTウォレットにて担保とした仮想通貨を保管する
- 借り手へ法定通貨(ドルやユーロ等)が入金される
- 借り手は毎月ローンを返済する
- ローン完済後、担保にした仮想通貨が返却される
SALT(ソルト)で担保とできる仮想通貨
※2018円12月31日現在
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- ライトコイン(LTC)
- ドージコイン(Doge)
- USDコイン(USDC)
SALT(ソルト)の特徴
- 所持している仮想通貨を担保に法定通貨(ドルやユーロ等)の融資を受ける事ができる
- 個人の信用は関係なく、仮想通貨の量によって融資額が決まる。
- 銀行などの機関を介さない
- 強力なセキュリティ対策がされている
- LTV監視システム&自動通知システムによる透明性が重視されている
- 専門家への問い合わせが365日24時間できる
特徴①
SALTの最大のメリットは、
銀行などを介さずに、所持している仮想通貨を担保にする事で、
リアルで使える法定通貨(ドルやユーロ等)の融資を受ける事ができることだと思います。
例えば銀行であれば、
融資を受ける際に、その人の信用に基づいて、
融資額が決定される事が大半です。
ですが、SALTでは、
そういう個々の信用に基づいて融資額が決定されるものではなく、
担保とする仮想通貨の量によって、単純に融資額が決定される点だと思います。
特徴②
SALTを利用するユーザーの資産&個人情報を、
ブロックチェーンを利用する事で強固に保護しています。
また、担保として預け入れた仮想通貨を、
他に運用することなどは絶対にせず、
登録したアカウントを通して、
常に利用者は担保とした仮想通貨を常に監視できるようにしています。
特徴③
SALTでは、健全性を大事にしており、
ポートフォリオの価値をほぼリアルタイムで追跡できるようにしています。
その為、自動化ベースのプラットフォームが構築されています。
リアルタイムのLTV(Loan-to-Value)監視およびポートフォリオ監視システムにデータを入力し、
出来高加重平均を計算することにより、担保としている仮想通貨の正確な価格を提供するようにしています。
特徴④
SALTのプラットフォームでは、
スマートコントラクトを使う事で、常に自動化されていますが、
専門家達によって、365日24時間の体制で、
カスタマーサービスを受ける事ができる点も強みです。
なので電話・メール・ツイッター・フェイスブック等を通して問い合わせすれば、
いつでも専門家達が質問に答えてくれます。
担保とした仮想通貨が暴騰・暴落した際のメリット・デメリット
仮想通貨は非常に変動制の激しいものです。
その価格変動は、担保としている仮想通貨にも大きく影響を及ぼします。
例えば、ビットコインを担保にしており、
ビットコインの価格が高騰した場合は、追加で多くの融資を受ける事が可能になります。
逆に、価格が暴落した場合は、
追加で担保を入れる必要が出てきます。
もしそれができない場合は、返済額が大きく増える事となります。
取扱取引所
様々な取引所で取り扱いがされています。
取引を考えている方は、
ある程度の取引高があるBinanceやBithumbやBittrexでされる方が良いかと思います。