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Aion(アイオン)とは
Aion(アイオン)とは、イーサリアムをベースに作られた仮想通貨で、
それぞれの異なったブロックチェーンをつなぎ合わせることができるプロジェクトになります。
そしてつなぎ合わせる場合、
それぞれのブロックチェーンに悪影響を及ぼさないだけでなく、
新しいブロックチェーンを生成する事もできる優れものです。
ビットコインが一番分かりやすいですが、
仮想通貨にはスケーラビリティ問題というのが存在しています。
これは、1つのブロックに書き込める取引データが決まっているため、
取引量が非常に大きくなると、処理速度が遅くなり、結果として取引の遅延が発生します。
これを解決できるものがAion(アイオン)になります。
ちなみにスケーラビリティ問題を解決するものとして、
Lisk(リスク)等で採用されているサイドチェーンというものがありました。
これもAion(アイオン)と似たような役割を果たしますが、
1つ大きく違う点があります。
それは、ブロックチェーンとサイドチェーンは互換性がありますが、
サイドチェーン同士は互換性が全くありません。
それに対し、Aion(アイオン)は、
様々なパターンで互換性を持たせることができます。
Aion(アイオン)の基本情報
通貨名 | Aion(アイオン) |
通貨単位 | AION |
上限発行枚数 | 465,934,587 AION(4億6600万AION) |
公開日 | 2017年9 |
アルゴリズム(暗号化方式) | ERC20 |
公式ホームページ | https://aion.network/ |
ホワイトペーパー | https://aion.network/whitepapers.html |
Aion(アイオン)のJPY価格・ランキング・時価総額
Aion(アイオン)のリアルチャート(バイナンス)
様々なブロックチェーン同士を繋げる事が可能
これまで複数のブロックチェーを繋げる事ができませんでした。
それを可能にしたのがAionになります。
Aionのプロジェクトが評価され、
期待されている最も大きな理由がこれになります。
既存のブロックチェーンの課題を前進させた技術の1つが、
サイドチェーンと呼ばれるものでした。
LISK(リスク/LSK)に使われている事でも有名です。
ただ大元のブロックチェーンから派生させているサイドチェーン同士を、
繋ぎ合わせる事は不可能でした。
ですがAionでは、サイドチェーン同士でも
繋げる事が可能になります。
これにより、
例えばAionとビットコインやイーサリアムといったブロックチェーンをつなぐことで、
それぞれにトレードが可能になったりする利点が生まれます。
それにより、取引所にかかる手数料の削減などにつながっていきます。
また送金などする際の処理速度の向上にもつながります。
スケーラビリティ問題解決への期待
上でも少し触れましたが、
ブロックチェーン同士をつなぐことで、処理速度の向上につながります。
それにより送金速度があがります。
ビットコインではスケーラビリティ問題がよく問題になっていました。
ですが、Aionを利用する事で、この問題も解決に導く可能性を秘めています。
高いプライバシー保護の確立
Aionは様々なブロックチェーンを繋げれることから、
特定の組織(企業等)で用いられているブロックチェーンにも運用していけます。
そうする事で、情報漏洩を防ぎ、
情報セキュリティが高める事が可能となります。
取扱取引所
バイナンスで約50%の取引がされています。
バイナンスの他にはBilaxyでも約17%の取引がされています。