「石が浮かんで、木の葉が沈む」は、
石が水に浮かんで、木の葉が沈むという普通じゃ考えられないことを言っています。
つまり、相場の世界で起こっている事が全て正解であり、
正義であるということです。
普通じゃ考えられない動きが、
日常茶飯事に起こるのが相場の世界です。
相場と向き合う際に、
自分がやってきている手法が通じなかったり、
あり得ない動きで大きく損した場合でも、
それが正しい動きであり、正解なんです。
相場の動きがおかしいと思っては絶対に駄目です。
騙しも沢山入ったりします。
予想しない急騰・急落が、前触れもなく起こる事もありえます。
それにより、
自信を持っていた予想が外れる事も多々あると思います。
それでも相場の動きが正解なんです。
ただ、ここで大事なのは、
予想してなかった動きをした際に、
相場がおかしいと思うのではなく、
自分自身の予測がまだまだ甘かったとその後に繋げれるような反省・分析ができれば、
その動きから新たな事を発見できたりします。
相場の世界では、間違ったポジションには、
容赦ない仕打ちも与えます。
その仕打ちは誰にでも平等に与えるのが相場であり、
そこで新たな事を学ぶことができるのかどうかが、
その後成長していけるかどうかの上で非常に大事なことだと思います。
ここで大事なのは、
固定観念に捉われるのではなく、
それらの相場の動きに対して、
柔軟に対応していく事が非常に大事なことであり、
それこそがこの格言が最も私達に言いたかったことだと思います。
今回は、
「石が浮かんで、木の葉が沈む」という格言を紹介してみました。