Ethereum(イーサリアム/ETH)を使ったオリジナルトークンの作り方

今回は、Ethereum(イーサリアム)を使ったオリジナルトークンの作り方について説明したいと思います。

少し難易度が上がりますが、順に一つずつ手順を踏んでいけば、問題なく作成できるかと思います。

作成手順1

MyEtherWallet(マイイーサウォレット/NEW)を作成します。

MyEtherWallet(マイイーサウォレット/NEW)の作成方法&利用方法

作成手順2

0.15ETHを準備します。

イーサリアム(ETH)は、国内のほとんどの取引所で購入できます。

作成手順3

MetaMask(メタマスク)をGoogleChrome(グーグルクローム)に追加します。

右上の水色ボタン「Chromeに追加」で追加してください。

MetaMaskサイト

※今回はGoogleChrome(グーグルクローム)を前提で記載していますが、

MetaMaskを利用できるブラウザとして、GoogleChrome以外にFirefox(炎狐)Opera(オペラ)の3つがあります。

作成手順4

取引所などからMetaMaskのウォレットに0.15ETHを送金します。

作成手順5

tokenfactory(トークンファクトリー)のサイトを利用してオリジナルコインを作成します。

https://tokenfactory.surge.sh/#/factory

 

発行するトークンの総発行枚数・トークンの名前・小数点の桁数・トークンの略名を

それぞれ記載して、最後に「Create Token」をクリックします。

 

ここでの注意点としては、「小数点の桁数」です。

例えば発行量を1000、小数点の桁数を4にすると、総発行枚数が0.1しかないということになってしまいます。

例えば総発行枚数を100,000,000(1億)、桁数を3にすると、総発行枚数100,000(10万)になります。

ですので、小数点の決定の所は気を付けて作成しましょう。

 

この後、自動的に Metamaskが起動します。

起動したら、ACCEPTボタンをクリックすると取引が実行されます。

この時、ガス(gas)価格を入力しないといけませんが、33Gweiが推奨です。

この後、処理が終わるのを待ちます。

作成手順6

処理が終わったら、トランザクション履歴からEtherscanにアクセスします。

「To:」の横に記載されているのが、今回作成したトークン(仮想通貨)のコントラクトアドレスになりますので、

そのアドレスをコピーしてください。

作成手順7

tokenfactoryのトークン検索ページにアクセスし、

先程コピーしたコントラクトアドレスを入力し、「Go to Token」をクリックします。

https://tokenfactory.surge.sh/#/tokensearch

 

そして、「自分自身のマイイーサアドレス」「送る総量(発行した全てのトークン)」を入力し、

「Transfer Amount」をクリックします。

作成手順8

再度自動的にMetamaskが登場しますので、ACCEPTボタンを押します。

この時のガス(gas)価格も、前回同様33Gweiで問題ないです。

作成手順9

ACCEPTボタンを押したら、再度トランザクション履歴からEtherscanにアクセスします。

この後、処理が終わるのを待ちます。

作成手順10

MyEtherWallet(マイイーサウォレット)にログインします。

「カスタムトークンを追加」をクリックして、

「コントラクトアドレス」「トークンの略名」「設定した小数点の桁数から1を引いた数」をそれぞれ入力してください。

 

これでイーサリアムを使った、

オリジナルトークン(イーサリアム系トークン/ERC20)の完成です。