目次
CardStack(カードスタック/CARD)の特徴
CardStackは、スイスのツークを拠点にしており、
非営利団体CardStack財団が開発・運営をしています。
CardStack財団は、
仮想通貨やブロックチェーンを使ったソフトウェアやプロトコルやアプリケーションの開発の促進を目標にしており、
財団は開発活動の支援や開発資金の提供をしています。
これにより、CardStack財団は、分散型のソフトウェアエコシステムの構築をし、
オープンなデジタル世界を確立したいと考えています。
CardStack財団は、FacebookやGoogleといった巨大企業が支配している枠組みに、
ブロックチェーンを利用した独自システムを使って対抗しようとしています。
ちなみにCardStackは、ICOで35,000,000ドルを調達しています。
日本ではそれほど話題になっていませんが、
様々なアプリケーションの架け橋の役割を果たす点から「アプリ版のリップル(XRP)」とも言われており、
海外では非常に期待されているプロジェクトになります。
CardStack(カードスタック) の基本情報
通貨名 | CardStack(カードスティック) |
通貨単位 | CARD |
上限発行枚数 | 6,000,000,000CARD(60億CARD、10年後に100億CARD予定) |
公開日 | 2018年7月 |
アルゴリズム(暗号化方式) | ERC-20 |
公式ホームページ | https://cardstack.com/overview |
ホワイトペーパー | https://cardstack.com/assets/media/cardstack-white-paper-v1.0.4.Jp.pdf |
CardStackのJPY価格・ランキング・時価総額
ロードマップ
CardStack財団内での役割分担
CardStack財団は、Cardstackエコシステムの構築、開発、管理していくために、
6つの大きなグループに役割を分けています。
そしてそれぞれのグループには、その分野に適した専門家達を配置しています。
- Cardstack シンジケート
- Cardstack スタジオ
- Cardstack 研究所
- Cardstack 財務
- Cardstack ライブ
- Cardstack 募金
Cardstack シンジケート
プラットフォームを構築する役割
- オープンソースソフトウェア開発者
- 製品デザイナー
- ブロックチェーンアーキテクト
- DevOpsエンジニア
Cardstack スタジオ
CARDSを組み立てる役割
- ソリューション・アーキテクト
- デジタル戦略家
- ユーザーエクスペリエンス
- インタラクティブデザイナー
- Web開発者
Cardstack 研究所
公正性を推進する役割
- 数学、社会科学、コンピュータサイエンスの学術研究者
- データ科学者
- 暗号エコノミスト
Cardstack 財務
ビジネスを効率化していく役割
- スマートコントラクトライター
- 支払いシステムエンジニアベンダー管理の専門家
- 財務アナリスト
Cardstack ライブ
権利擁護&教育していく役割
- イベント&会議プロデューサー
- トレーナー
- 教育者
- テクニカルライター
- ビデオメーカー
- ポッドキャストプロデューサー
Cardstack 募金
使命を守っていく役割
- 一般管理会計士および監査人
- 法律および税務コンプライアンスの専門家
- 標準機関およびコンソーシアム代表
CardStack(カードスティック)の役割と可能性
ブロックチェーンの技術を用いることで、非中央集権的なサービス提供が可能となり、
これにより、ユーザーにとって様々なメリットを受けれるようになってきました。
その為、様々な市場にブロックチェーン技術を使ったプロジェクトが参入してきているのが現状です。
それによって、将来性のある仮想通貨が多く出てきましたが、
ここで一つの大きな問題が発生してきています。
それは、ブロックチェーン技術によるめまぐるしい進化により、
サービスが多岐にわたって分裂してしまった事です。
この点を解決するのが、CardStackになります。
現在のイメージ
CardStackのプロジェクトのイメージ
オープンソースとブロックチェーン上での分散管理の徹底
先日Facebookの個人情報が流出したニュースがありましたが、
今のシステムでは、これらの個人情報が外部に流出する可能性が常にあります。
これはFacebookだけに関わらず、多くの企業で情報流出問題が起こっています。
ただ、Facebookでは、プロフィール情報・地域・友人関係や地域などから
その人にあったものをサービスとして提供してくれ、非常に優れたサービスを行っている事は間違いありません。
CardstackもFacebookのそれらのサービスを実際参考にしています。
ただ、個人情報の流出などは解決しなければいけない問題であり、
それらを解決するものとして、Cardstackは期待されています。
その理由は、Cardstackのプログラムがオープンソースになっており、透明性に優れているからです。
Cardstackの提供するサービスのプログラムを誰でも見ることが出来るので、
危険性がある点などが早急に発見される可能性が高く、そういう点から安全性にも優れています。
また個人情報は、ブロックチェーン上に管理され、分散管理されています。
そのため、個人情報が流出する可能性が非常に低いです。
そしてCardstackは、ローカル・クラウド・ブロックチェーン上で動作する対話型媒体になっており、
様々なサービスを提供し、多くのニーズを満たしてくれるものです。
レイヤー(階層)の分散化
Cardstackは、ユーザーがインタネット上で、
快適な環境で情報やサービスへアクセスできるように、非常に繊細に設計されています。
その為にCardstackは、レイヤー(階層)を大きく3つに分けています。
この3層からなるレイヤーは、
1層のブロックチェーン(イーサリアム)を土台にしたネットワーク上で動作しているため、
非常に安全に利用していく事ができるようになります。
〈1層:安全な台帳レイヤー〉
〈2層:スケーラブルな支払い・管理レイヤー〉
〈3層:統合・エクスペリエンスレイヤー〉
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この図からも分かるように、
消費者(エンドユーザー)・開発者・マイナーがこれらの階層で割り振られています。
- エンドユーザー:3層に位置する次世代ブロックチェーンアプリケーション
- 開発者:3層に位置するアプリフレームワーク(Cardstackハブ)
- マイナー:2層に位置する集約プロトコル(TALLY)
消費者(エンドユーザー)・開発者・マイナーの受けられるメリット
消費者(エンドユーザー)
- 複数の分散型アプリやクラウドアプリを組み合わせて利用する事ができる。
- Cardstackハブを使って新しいワークフローやアプリの組み合わせを作る事ができる。
- 1つのCARDトークンで、消費者にとって必要な全てのサービスを盛り込んだ契約を結ぶことができる。
- データを暗号化し、簡単に送信する事ができる。
- 仮想通貨の専門知識を必要とせず、ドルなどの法定通貨で購入ができる。
開発者
- SDKを使って、大きく拡張できるアプリを作れる。
- Cardstackのブロックチェーン外の機能を使って、アプリの利便性をあげる事ができる。
- 開発に見合った公正な金額を受け取る事ができるようになる。
- 開発にかかった費用を回収できる。
- 100%オープンソースを保つことができる
マイナー
- マイニング報酬を公平に分配することができる。
- 悪意のあるスパム等からシステムを保護するためのサポートがある。
- CARDトークンの報酬を受け取る事ができる。
- 特定の一人だけが報酬を受け取ることを防ぎ、公平に報酬を得る事ができる。
これらのメリットから、消費者(エンドユーザー)・開発者・マイナーの関係が、
CARDトークンを利用する事で、以下の図のように循環していくことが可能とされています。
またサービスクーポン(SSC)というものがあり、
エンドユーザーが、それを使用してクレジットで購入すると、
システムソフトウェアにアクセスすることができるようになり、
開発者とマイナーは、使用データに基づいて報酬を受けることもできます。
その場合は以下のようなサイクルが成り立つ事になります。
法務顧問&税務顧問と協力体制
Cardstackでは、トークンメカニズムの設計と資金調達活動がスイスとアメリカの規制に違反しないように、
ブロックチェーン分野で世界トップクラスの4つの法務顧問&税務顧問と緊密に協力しています。
・MME法律|税金|コンプライアンス
MMEは、スイスに本拠を置くCardstack Foundationのコンサルタントであり、
MMEは、Cardstackエコシステムのトークン生成キャンペーン(TGE)の組織化と実施を支援しています。
・MCDERMOTT WILL &EMERY
McDermott Will & Emeryは、アメリカの会社Cardstack Unitedの弁護士事務所です。
彼らは、トークン生成キャンペーンの期間中およびその後の業務、ビジネスアレンジメント、規制厳守の点でコンサルティングサービスを組織に提供しています。
・BITCOIN SUISSE AG
Bitcoin Suisseは、Cardstack Foundationの初期パートナーで、
初期の寄稿者に対して「KYC」と「AMLデューデリジェンス」を行っています。
・DEBEVOISE & PLIMPTON LLP
Debevoise&Plimptonは証券法を中心に活動しており、
FinCEN規制およびその他の関連規制に関して、Cardstackトークンシステムが米国の規制に違反していないか分析しています。
優秀なCardStackチーム
取扱取引所
取り扱っている取引所は複数ありますが、約50%の取引高があり、
取引所のポテンシャルも高い、CoinExで購入される事をお勧めします。
〈CoinEX公式サイト〉