Ontology(ONT/オントロジー)とは

Ontology(オントロジー)は、

2017年に中国のOnchain(オンチェーン)が新規プロジェクトとして開始したもので、

ブロックチェーンと企業をつなぐことを目指した「分散型トラストブロックチェーンプラットフォーム」になります。

 

オントロジーに期待されていることは、

様々なデータをブロックチェーン上に書き込んで、それらのデータを分散的に配置することで、

中央集権的に管理されていたデータトラブルを解決していくことです。

 

これはどういう事かというと、

データというものは、1か所で管理をすると様々なデメリットが発生します。

 

ですが、複数のコンピュータに分散させる事で、

処理速度の上昇通信速度の上昇コスト削減など、多くの恩恵を受ける事ができるようになります。

 

またオントロジーは、様々な分野に適応できるように、

必要に応じて、ツールをカスタマイズができるようなシステムになっており、「仮想通貨のインフラストラクチャを目指しています

※インフラストラクチャは、道路・鉄道・電話・ガスといった日常生活に不可欠な基盤となるものの総称をいいます。

 

オントロジーは、将来的に医学業界・保険業界いった分野への進出も目指していて、

将来的にも大きな可能性を秘めたプロジェクトとなっています。

Ontology(オントロジー)の基本情報

通貨名 Ontology(オントロジー)
通貨単位 ONT
上限発行枚数 1,000,000,000 ONT(約10億ONT)
公開日 2017年10月10日
アルゴリズム(暗号化方式) DBFT
公式ホームページ https://ont.io/
ホワイトペーパー 1519810938386.pdf

ONTのJPY価格・ランキング・時価総額

ONT/BTCリアルチャート(バイナンス)


Ontology(オントロジー)の3つの機能

オントロジーの機能は、大きく3つ挙げる事ができます。

ONTO ユーザーにデジタルID、デジタル資産などのアイデンティティを提供する事が可能。
ONTDDXF データ取引の際に、使いやすくカスタマイズする事が可能。
ONTTSE ONTTSE検索エンジンは、個人、資産、業務に対する認証や接続サービスを提供する事が可能。

最先端かつ高性能のパブリックチェーンである

Ontologyは、最先端かつ高性能のパブリックチェーンと言われています。

 

その理由は、既存のブロックチェーンと異なり、

異なるブロックチェーン間の情報を共有したり、情報の一括管理を実行できるとされているからです。

その為、「分散型トラストブロックチェーンプラットフォーム」「分散型トラストコラボレーションプラットフォーム」「マルチチェーンプロジェクト」など様々な呼び名があります。

 

一言で分かりやすく言うと、

「既存の分散型台帳とスマートコントラクトを融合させたブロックチェーン」ということです。

 

オントロジーは、ユーザーや企業にとって様々なメリットを与えてくれるため、

今後オントロジーの価値は高まっていくといわれています。

企業とブロックチェーン技術の橋渡し

オントロジーの最大の魅力は、

様々なプラットフォームとつながることができる点です。

 

ブロックチェーンに疎い企業でも、

オントロジーを利用する事で、その利点を日々の業務に簡単に取り入れることができるとされています。

 

それにともない、

多くの企業が独自サービスやアプリケーションを提供していくことが可能です。

Ontology Gas(ONG)と切っても切り離せない仲

NEO(ネオ)には「NEO Gas」という燃料の役割をしてくれるトークンがあります。

また、ETH(イーサリアム)にも「GAS」という燃料の役割を果たすトークンがあります。

これらは送金する際などに必ず必要になります。

 

それらと同じように、Ontology(オントロジー)にもOntology Gas(ONG)というトークンがあり、

NEOやイーサリアムのGASと同様に燃料の役割を果たします。

既に複数の企業とパートナーシップを結んでいる

オントロジーは、既に複数び企業とパートナーシップ(提携)を結んでいます。

その中でも、大手企業であるAccompliceやTembusu Partnersとパートナーシップを既に結んでいる事は、

オントロジーにとって、将来的にプラス材料である事は間違いありません。

今後もますます提携を結ぶ企業が増えていくことが予想されます。

将来的にはNEOと統合する

オントロジーは将来的に、

NEOと統合するといわれています。

 

ONTとNEOは、

お互いに協力して、経済を活発化させるために、

ブロックチェーンや様々な技術を使って、巨大なエコシステムを構築する」と発表しています。

 

 

大きな影響力を持つNEOと既に関係が深い事は、

オントロジーにとって大きな利点であることは間違いありません。

 

そして、オントロジーのプラットフォームを利用した企業も、

将来的にNEOと統合することで、事業の幅を広げることができ、

企業も大きな恩恵を受ける事ができるわけです。

 

オントロジーは、NEOとともに歩むことで、大きな成長を期待していけるものだと思います。