目次
POA Networkとは
POA Network(POA)は、
イーサリアムをベースにしたスマートコントラクト(契約)と
DApps(分散型アプリケーション)の仕組みをあわせもっているプラットフォームのことです。
POA Networkは、Proof of Authority(PoA)という仕組みに支えられており、
これによりスマートコントラクトの機能をより速くし、コストもより安価に抑えて実行することができるようになります。
ただ、アプリケーションをつくっても広まらないと意味がないので、
その為にもPOA Networkをもっと広めていくことが大事になってきます。
公開日
2017年7月20日
通貨単位
POA
上限発行枚数
252,460,800 POA(約2.5億POA)
アルゴリズム(暗号化方式)
PoA(Proof of Authority)
公式ホームページ
ホワイトペーパー
https://github.com/poanetwork/wiki/wiki/POA-Network-Whitepaper
POA NetworkのJPY価格・ランキング・時価総額
POA/BTCリアルチャート(バイナンス)
POA Networkの特徴
- イーサリアムをベースにしたスマートコントラクト
- 「DApps(分散型アプリケーション)」
- 「Proof of Authority」という中央集権的な仕組み
- 限られたValidator(バリデーター)がネットワークを支えている
- ガバナンスDAppsを使っての「Validator(バリデーター)」の削除・追加方式
- ブロック生成時間が5秒
ロードマップ
- 2017年4月:プロジェクトスタートと最初のバリデーター誕生
- 2017年5月:NotaryCoinはOracles Networkに改名し、2017 Hackathonを獲得
- 2017年8月:12の独立したバリデーターでテストネットを立ち上げる
- 2017年9月:POAネットワークウィザードを使用してトークンセールスを公開
- 2017年10月:最新ネットワークのクロスチェーンTGEのためのパリティブリッジと統合されたトークンウィザード
- 2017年12月:POAネットワークのメインネットを立ち上げ
- 2018年1月:ブロックチェーンのスケーラビリティに重点を置いて拡張した
- 2018年前半:複数のPoAベースネットワークによるDApp接続
- 2018年後半:インターリーダープロトコルによって、複数のPoAネットワーク接続されたプラットフォームになる
POA Networkの土台になる『DApps』
イーサリアムのネットワークでできることは、
POA Networkでもできるとこれまでの実績として公式として発表しています。
POA Networkを利用することでDApps(分散型アプリケーション)を同時に展開することができます。
これはどういうことかというと、
「より多くの人達に、開発したDApps(アプリ)を使ってもらおう」ということですね。
Proof of Authority(POA)を支えるValidator(バリデーター)
Authority(オーソリティ)を日本語で訳すと、「権限」という意味になります。
従来では、ブロックチェーン上で行われているマイナーが取引を承認していたのですが、
Proof of Authority(POA)では「Validator(バリデーター)」と呼ばれる人物を設定し、
その人間にブロックチェーンの保護の権限を与え、POAネットワークを支える仕組みになっています。
例えば、ビットコインの場合は、
マイニングをするマイナーと呼ばれる人たちが、計算能力がものすごく早いコンピュータを使って、
高い電気代を使いながら、お互いに競いながら、一番早く計算できた人に報酬として報酬を貰っている状態です。
計算方法も複雑なことから認証に時間がかかる為、約10分かかってしまいます。
POA Networkの場合はValidator(バリデーター)と呼ばれる人たちが、取引の承認を行う権限をもっています。
これは従来のブロックチェーン上で行われているマイナーが取引を承認する仕組みと異なり、
新しいブロックを作成してブロックチェーンを保護する際の一連の「権限」を行使する仕組みです。
そのため、Validator(バリデーター)が取引を適正に判断する為に、
非常に大事な役目を担っています。
もちろんここで考えられることは、
「特定の人に権限を与えてしまっては、不正が起こるんじゃないか?」ということですが、
そういう事が起きないように厳しく審査を行った上でバリデーターを決定しています。
Validator(バリデーター)はとても重要な役割を担っているため、
名前・住所・犯罪記録の有無などを厳しく調査した上で選出されます。
参考:Validator(バリデーター)情報
2018年5月現在17名のValidator(バリデーター)が選出されています。 |
ですので、POA Networkは、特定のValidator(バリデーター)の人達が認証を行っているので、
拘束で認証を行うことができるようになります。その時間は5秒だと言われています。
認証が早いということは、それにかかるコストも割安に抑えられるということになります。
ガバナンスDApps
Validator(バリデーター)を追加・削除の際、
ガバナンスDAppsというものを利用して、バリデーターの追加や削除を投票で決定します。
これは、他の通貨に見られない方法で、Validator(バリデーター)を厳選して決めていく上で、非常に意味のあるやり方だと思います。
取扱取引所
世界の取引高の約97%がバイナンスで取引されている為、
購入される方はバイナンスで購入される事をお勧めします。