ジョージ・ソロス(George Soros) 氏、仮想通貨取引に前向きの姿勢

ジョージ・ソロス(George Soros) 氏は、

2018年1月までビットコインを批判していた人物です。

 

その時、彼は次のように言っていました。

ビットコインの大部分は、脱税もしくは権力者が海外に蓄えを持つ為に使われている」

 

ソロス氏は、現在その考えを改めたかどうかは分かりませんが、

少なくとも投資対象としてみる事ができると判断したのかもしれません。

 

1月は仮想通貨も大きく上昇し、参入自体しにくい相場状況でしたが、1月中旬以降4月現在まで大きく下落しています。

12月のピークには一時240万つけていたビットコインも今では75万前後になっています。

リスクとリターンを計りにかけた時に、稼げる可能性が高いと踏んだ可能性がありますね。

ロックフェラー財閥が仮想通貨市場へ参入/VenRock社が仮想通貨投資機関と提携

ロックフェラー財閥とは、

初代ジョン・ロックフェラー氏のスタンダードオイル社創業に始まり、

ロックフェラー一族は、今では知らない人がいない程の世界的な大富豪一族です。

 

そのロックフェラー財閥がこの度仮想通貨市場へ参入するという大きな発表しました。

その手始めに、ロックフェラー財閥が所有しているVenRock社が、仮想通貨投資機関の

CoinFund社と提携することになったようです。

 

VenRock社の共同経営者であるデイビット・パクマン氏の発言

VenRock社(VenRockの由来=Venture + Rockfeller )

1969年に、初代ジョン・ロックフェラー氏の孫にあたるローレンス・ロックフェラー氏が、

科学と技術を投資対象とし、ハイリターンを狙ったアグレッシブ投資を行う為に作った会社

VenRock社の共同経営者であるデイビット・パクマン(David Pakman)氏は、

CoinFund社との提携について、

「仮想通貨市場には、多くのトレーダーやヘッジファンドが参入しているけれども、今回私達の提携はそれらの単純な売り買いを目的としたものとは違う。

今回の提携は、ハイリターンを狙ったアグレッシブな投資を行うためであり、仮想通貨ベースのプロジェクトの構築に携わってきたCoinFund社と提携することを望んでいた。」

と語っています。

 

CoinFund社のCEOであるジェイク ブラグマン(Jake Brukhman)氏の発言

CoinFund社

仮想通貨市場で、ICOを手助けするプロジェクトやチャットアプリ作成を支援している会社

CoinFund社のCEOであるジェイク ブラグマン(Jake Brukhman)氏も、

「経験豊富な企業とベンチャー企業が今回の提携することで、ニューヨークの仮想通貨業界を活性化させる可能性があることに胸を躍らせている。

私達は、VenRock社と緻密に連携しながら、良い相乗効果が生まれるように努力していく」と言っています。

 

VenRock社とCoinFund社のビジョン

この2社は今回の提携することになったきっかけは、

お互いに同じようなビジョンを仮想通貨市場に対して持ったからだそうです。

 

そのビジョンとは、

「短期的な利益を追求するものではなく、

ブロックチェーン技術を使ってビジネスを考えている起業家を支援することであり、

ブロックチェーン技術は、今後様々な市場に対して革命を起こす可能性がある」と言っています。

 

仮想通貨市場の今後の展望

仮想通貨にこれまで否定的または疑いの目で見ていた世界的大物達が、

だんだんと仮想通貨に対して、前向きな姿勢を見せ始めたのは、今後仮想通貨市場が成長していく上で欠かせない非常に大きなことです。

 

例えば、JPモルガンの会長でCEOであるジェームズ・ダイモン(Jamie Dimon)氏も

最初はビットコインに対して否定的でしたが、最近では非常に緩やかな対応をするようになっています。

 

今後も彼らのように仮想通貨に対する可能性を見出していく人達が増える事が予想されます。

それに伴い、少しずつ市場規模が大きくなっていく可能性が高いと思います。