「Aliant Payment Systems」、ライトコインとの提携発表

アメリカのクレジットカード決済処理業者である「Aliant Payment Systems」が、

ライトコイン財団(Litecoin Foundation)の公式パートナーとなったことを発表しました。

 

「Aliant Payment Systems」は、

ライトコイン財団の登録手続きを完了させた初めての公式パートナーということになります。

 

 

ちなみにこの提携によっても、

ライトコインのチャート自体に大きな影響は与えなかったみたいですが、これはタイミングが悪かったというだけだと思います。

普通ならばもっと反発が期待できた好材料のニュースであったはずです。

 

現在ビットコインに元気がなく、明らかに地合いが悪いので、

他のアルトコインに好材料が出ても反応しない通貨は山ほどありましたし、仕方ないことかなと思います。

 

ただライトコインは、これまでこれといって好材料がなかっただけに、

今後のライトコインの行く末を左右する非常に良いニュースだと思います。

 

「Aliant Payment Systems」との提携で期待できる今後の可能性

アメリカのフロリダ州に本拠を置くクレジットカード決済処理業者であり、

15年以上にわたって様々な企業と提携してきています。

 

「Aliant Payment Systems」は、

世界中のイーコマース(電子商取引)、スマート決済端末の「Poynt」を通じた小売り、

はたまたモバイルデバイス環境で仮想通貨決済を取り入れている数少ない企業の一つであり、

様々なニーズに対応した決済処理システムを採用しています。もちろん店頭での暗号通貨決済にも対応しています。

 

 

ビットコイン決済の普及はだいぶ世界中で受け入れられてきた感じがしますが、

ライトコインも今回の件でやっと進展してきたような感じがします。

 

「Aliant Payment Systems」がライトコインを選択した理由は「いぶし銀」

Aliant Payment Systems の CEOであるEric Brown(エリック・ブラウン)氏は、

今回ライトコインによる決済を決定したことについて次のように述べています。

 

「暗号通貨による支払いの有効性は今後高くなる」と説明した上で、

今回ライトコインを選択した理由として、「ライトコインは人気がある通貨であり、コミュニティの信頼も非常に高い」と述べています。

 

沢山の仮想通貨がある中で、

ビットコイン・イーサリアム・ライトコインが厳選して選ばれたのは非常に大きい材料だと思います。

 

また、「私達企業側は、お金を安全かつ安価にできる支払い方法を求めており、暗号通貨を取り入れることで実現可能になる。

暗号通貨を取り入れる事で、消費者にもっと多くの支払い方法を提供したいと考えており、ライトコインは日常的な支払い方法として非常に優れている。

例えばレストラン・ガソリンスタンド・喫茶店といった日常的に利用する場所に対してライトコインでの支払いとして使ってほしい」と言っています。

 

ビットコインを「金」とするあらば、

ライトコインを「銀」と例えられる事が多いですが、まさに使用方法も理想の使われ方だと思います。

 

そしてAliant Payment Systemsは、

サンフランシスコにてライトコイン財団が主催予定のライトコインサミット(2018年9月予定/初開催)にも参加するようです。

今後ライトコインがどういう進展をしていくか、注視していきたいところです。