TRON(トロン)とは

TRON(トロン)は、

非営利団体のトロン財団(シンガポールで設立)が開発しており、

中国で2017年8月に誕生した通貨です。

 

トロン財団のCEOは、中国の音楽ストリーミングサービス「PEIWO」(1,000万人のユーザー数)のCEOでもあるJustin Sun(ジャスティン・サン)氏です。

 

TRON(トロン)は、ビットコインのような通貨としての決済を目的とした通貨ではなく、

TRON(トロン)を使って誰でも気軽に音楽・動画・ゲームなどのエンターテインメントをアップできるプラットフォームを目指しています。

日本で沢山の人が利用しているYouTube・ニコニコ動画みたいなイメージを持ってもらうと分かりやすいかと思います。

 

 

このTRON(トロン)は、採掘王のジハンウー氏も投資しています。

ICO開始後は、約30秒で完売する人気ぶりでした。

 

また日本の金融庁に上場するための申請届が出されているので、

今後国内取引所に上場される可能性がある非常に注目されている通貨です。

TRON(トロン)の基本情報

通貨名 TRON(トロン)
通貨単位 TRX
上限発行枚数 1,000,000,000,000TRX(1000億TRX)
公開日 2017年8月
アルゴリズム(暗号化方式) Proof-of-Replication
公式ホームページ https://tron.network/en.html?from=1
ホワイトペーパー

TRONのJPY価格・ランキング・時価総額

TRX/BTCリアルチャート(バイナンス)


TRON(トロン)の6段階のロードマップ計画

1. エクソダス(2017年8月〜2018年12月)

分散型ストレージの土台作りをする。

 

2. オデッセイ(2019年1月〜2020年6月)

TRXをTRONネットワーク上で使用可能にする。

 

3. グレートボヤージュ(2020年7月〜2021年7月)

ブロックチェーン技術を使って、

コンテンツ提供者の所得測定、TRX保有者への配当支払い、サポーター管理の問題を解決する。

 

4. アポロ(2021年8月〜2023年3月)

各コンテンツの製作者が、

TRONネットワーク上で発行できる「独自トークン」の開発に力を注ぐ。

 

5. スタートレック(2023年4月〜2025年9月)

TRONを通じて、ゲーム開発者が自由にオンラインゲームプラットフォームを構築できるようにする。言い換えると、コンテンツをブロックチェーン化する段階。

 

6. エタニティ(2025年9月〜2027年9月)

ゲーム開発者が、TRONを通じてゲームプラットフォームを自由に設計し、ゲーム開発のための資金を確保し、投資家がゲームに投資することを可能にする。

言い換えると、ビデオゲームをブロックチェーン上に展開する段階。

ビットメインのCEOであるジハン・ウー氏が投資

ビットコインのマイニング、世界でダントツに中国が採掘している現状です。

その中国で有名なマイニング会社といえば、ビットメインです!!

 

そのビットメインでCEOを務めているジハン・ウー氏がTRON(トロン)に投資しています。

 

ビットメインの会社は、北京・香港・成都・深圳・テルアビブ・青島に構えており、

ビットコインのマイニング率は、世界で最も高い実績を誇っています。

TRON(トロン)が日本の金融庁に申請書を提出!


2018年の1月14日に、

TRON(トロン)の創業者であり、開発者のJustin Sun(ジャスティン・サン)氏が

日本の金融庁に申請書を提出したと報告がありました。

TRON(トロン)側は、日本の取引所へ上場するために行動を起こしているのが現在の状況です。

 

今後、日本の金融庁の許可がおりた際は、

複数の日本の取引所へ上場していく可能性が十分にあることからも期待がもてる報告だったと思います。

自転車サービスの「oBike」との提携

 

「obike」では、専用アプリを使って自転車を気軽にレンタルすることができます。

「obike」は、世界の約20カ国で展開しています。

 

「obike」の支払いシステムは、

あらかじめアプリに現金をチャージしておいてそこから引き落としになります。

日本でいうnanaco・suicaなどの電子マネーと思ってもらえれば分かりやすいかと思います。

 

返却場所は「obike」専用の駐輪場に返すことで返却が可能となっており、

借りた場所まできちんと返しに戻る必要がないのは非常に助かるシステムです。

 

この「obike」の利用料が、TRON(トロン)と提携したことにより、

今後TRON(トロン)に変わる可能性が十分にあります。

ライブストリーミングサービス「PEIWO」に導入

「Peiwo」は、中国のライブストリーミングサービス(音楽サービス)のアプリで、

ユーザー数は1000万人以上います。

その「PEIWO」でTRON(トロン)が使用されるという発表がありました。

 

TRON(トロン)は、

音楽や動画などをTRON(トロン)のプラットフォーム上にアップすることができるサービスなので、

今後も音楽サイト・動画サイトでの提携が増えていく可能性が十分にあります。

ジョン・マカフィー氏、「TRON長期ホールド」と発言

 セキュリティソフトで有名なマカフィー創業者のジョン・マカフィー氏が

 

「トロンは長期 ホールド通貨である。短期ホールドするものではありません」

TRON(トロン)について、長期ホールドをツイッターで発言しています。

Baofeng Groupとの提携

日本では動画配信サービス「Netflix」が有名ですが、

中国では、「Baofeng.com」と言う有名な動画配信サービスがあります。

その中国版ネットフリックスと呼ばれているBaofeng Groupとの提携も決まったようです。

取扱取引所

取り扱っている取引所は世界中で沢山あります。

ですが世界の70%近くが中国の取引所で扱われています。

 

そしてその中でもバイナンスが取引の大半を占めており、

世界の取引高の45%強がバイナンスで取引がおこなわれています。

 

ですので、TRON(トロン)を取引をされる方は、

バイナンスでされる事をお勧めします。

 

≪追記≫

2018年3月2日、bittlexへ上場

 

〈Binance(バイナンス)公式はこちら〉