目次
DigixDAOとは
DigixDAOとは、
シンガポールを拠点とするイーサリアムのサポーターが始めたプロジェクトであり、
イーサリアムのブロックチェーンのプラットフォームを利用し、
国際市場でも取引される「金(ゴールド)」をトークン化したサービスになります。
金(紙幣などのお金と間違いやすいので、以下ここではゴールドと記載します)は、昔から安定した価値があり、
世の中が不安定な時はゴールドに資産を変えられる事が非常に多いです。
そのゴールドを仮想通貨と結び付けたのがDigixDAOになります。
他にも金をトークン化を目的としたプロジェクトはいくつか存在していますが、
DigixDAOは、他より多くの技術で優れた点が多く、
それに加えて情報に透明性があり、不正が起こりにくい特性を持っています。
DigixDAOは本物のゴールドと紐付けられていて、
取引情報は半永久的に公開される仕組みになっています。
金の保有量により紙幣を発行する金本位制の仮想通貨バージョンと考えて頂ければ分かりやすいです。
DigixDAOの基本情報
通貨名 | DigixDAO |
通貨単位 | DGD |
上限発行枚数 | 2,000,000DGD(2百万DGD) |
公開日 | 2016年3月 |
アルゴリズム(暗号化方式) | Proof of Asset |
公式ホームページ | https://digix.io/ |
ホワイトペーパー | https://www.dgx.io/whitepaper.pdf |
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DigixDAOの先見性
DigixDAOは、
ゴールドの資産価値と結びつけて誕生した仮想通貨になります。
ゴールドの保有量は限られており、昔より世界中で重宝されてきたものです。
世界情勢が不安定な時ほど、法定通貨などではなく、ゴールドで資産を所持している人も沢山います。
インドでは嫁入り道具としてゴールドを多く持たせるのは有名な話ですね。
ここ15年で見ても、ゴールドの価値は非常に上がっています。
1グラム1000円以下で買えたものが、今では5000円を超え、プラチナ(1グラム4000円程度)以上の価値が現在ついています。
世界情勢が不安定になればなるほど、ゴールドの価値がどんどんと上がるというわけです。
DigixDAOは、
そのゴールドに仮想通貨を結びつけたのは非常に先見性のあるものだと思います。
本物の金(ゴールド)交換が可能である
DigixDAOは、
実際に本物のゴールドと交換することが可能です。
DigixDAOに紐付けられたゴールドは、
シンガポールの運営会社に実際預けられていて、定期的に監査法人が監査を行っています。
交換時の透明性が非常に高い
①メリット
本物のゴールドへの交換は、
シンガポールのみで行われている為、「資産の透明性が非常に高い」です。
ゴールドとの紐付けが直接されていることで、
他の通貨が暴落したとしても、暴落リスクを避けられる可能性が高い点が挙げられます。
②デメリット
シンガポールでのみ交換が可能な為、交換の際はシンガポールまで足を運ぶ必要があります。
シンガポールから離れたところに住んでいる人ほど、デメリットになると思います。
また、資産の透明性が高い為に、
それぞれの国々で金融資産として扱われることが多く、節税しにくいこともデメリットの一つかもしれません。
3か月に1度の利息収入
DigixDAOは、
3ヵ月に1度ずつ、保有量&取引量に応じて報酬が支払われる仕組みになっており、
所持しておくだけでも、資産が増えていく可能性があります。
2種類のトークン
※以下の2つのトークン(イーサリアムトークン)は、
親密な相互補完の関係があります。
DGX(Digixディジックストークン)
登録された金資産の取引や決済の際に使われます。
100DGXトークンで、本物の金(ゴールド)100gに交換できます。
DGD(DigixディジックスDAOトークン)
開発資金の為に、ICOで販売されたトークンのことで、
DGDとして現在仮想通貨として取引されています。
DGDの保有者には、
DGXの取引で発生する手数料の一部を、3ヶ月に一度もらえます。
※株式でいう株主配当と似たようなシステムです。
DGD保有者はDigixプロジェクトの方向性について投票できる権利がもらえます。
※株式でいう株主総会と似たようなシステムです。
取扱取引所
取り扱っている取引所は複数ありますが、
90%程度がバイナンスで取引が盛んにおこなわれています。
5%程度がHuobiで取引がされており、
残りの5%がその他の取引所で取引されている形です。
ですので、DigixDAO(DGD)を取引をされる方は、
取引が盛んなバイナンスでされる事を強くお勧めします。
〈Binance(バイナンス)公式はこちら〉