目次
イーサリアムクラシック(ETC)とは
イーサリアムクラシックは、
イーサリアムから分裂した仮想通貨です。
2016年6月に、
The DAOというイーサリアムの脆弱性を突かれハッキングを受け、
その対処法で意見が分かれた事が発端で誕生しました。
- ハッキングを受けた資金を凍結させる=ソフトフォーク
- ハッキングを受ける前の状態に戻す=ハードフォーク
このソフトフォークによって誕生したものが、イーサリアムクラシックになります。
通貨単位
ETC
【日足・月足】
【日足】
【月足】
ETCのJPY価格・ランキング・時価総額
ETC/BTCリアルチャート(バイナンス)
非中央集権に重点を置いた仮想通貨
イーサリアムからの分裂した理由として、
The DAO事件と呼ばれるハッキングを受けて、イーサリアム開発チームは、
「不正送金が行われる前の状態に戻す」という手段を取ろうとしました。
これは、コミュニティの約90%がこれに賛成し、
ハードフォークが実行されイーサリアムの不正送金は無事に無効化されました。
しかしこの対応は、中央管理的な介入であるとして、
非中央集権的通貨を目指すコミュニティの一部が反発し、このハードフォークを拒否しました。
これにより、イーサリアムクラシックが誕生しました。
ちなみに、前のブロックチェーンの流れを受け継いだものが「イーサリアムクラシック」で、
分裂して新しく発生したものが、現在の「イーサリアム」になります。
結構勘違いしている人も多いです。
※The DAO事件・・・イーサリアムのプロジェクトであるThe DAOのスマートコントラクトコードの脆弱性をついて
約65億円相当のイーサリアムが不正に送金された事件です。
イーサリアムクラシックの特徴
イーサリアムクラシックの機能や特徴として、
イーサリアムと基本同じです。
ただ基本的に機能や特徴が同じである為、
価格変動に良い意味でも悪い意味でも双方に影響を与えやすいです。
〈参考:イーサリアムの特徴と将来性〉
イーサリアムクラシックの将来性
イーサリアムクラシックは、非中央集権型に重きを置いており、
スマートコントラクトを実装しており、この技術は様々な分野で活用されています。
また非中央集権型という目線を明確に貫いていることから、
イーサリアムクラシックに対する支持も徐々に多くなってきています。
今後まだまだ期待されてる仮想通貨になります。