この記事の所要時間: 719

ライトコイン(Litecoin)とは

ビットコインと同じように決済目的で作られた仮想通貨であり、

Segwit をいち早く導入した暗号通貨であり、ビットコインをより使いやすくしたものになります。

※「Segwit」とはブロックサイズを拡張でき、1つのブロックチェーンで送金できる件数を増やせる技術です。

通貨単位は「LTC」です。

 

ビットコインを「金」とするなら、

ライトコインは「銀」に例えられる事が多いです。

 

その為、ライトコインは、第二のビットコインと呼ばれています。

今後のライトコインの動きには注目していきたいところです。

LTCのJPY価格・ランキング・時価総額

 

LTC/BTCリアルチャート(バイナンス)


ビットコインとライトコインの比較

ビットコイン
(Bitcoin)
ライトコイン
(Litecoin)
公開日2009年1月3日2011年10月7日
上限枚数2,100万BTC8,400万LTC
アルゴリズム(暗号化方式)SHA-256
Scrypt
ブロック作成方法PoWPoW
ブロック作成時間10分2.5分
半減期21万ブロック毎84万ブロック毎
作成者Satoshi NakamotoCharles Lee

 

ライトコインの特徴

  • 取引速度(承認速度)が早い
  • 発行上限が8400万LTCと決まっている
  • Script(スクリプト)方式を採用している
  • SegWit(セグウィット)を使用している
  • マイニング(採掘)が比較的に簡単で、かかる電力コストが低い

取引速度(承認速度)が早い

ビットコインが1ブロック作成あたり10分かかるのに対し、

 

ライトコインが1ブロック作成にかかる時間は

2.5分とビットコインの4倍の速度で処理していけるようになっています。

そのため、ライトコインはビットコインよりも、実用性の高い仮想通貨といわれています。

発行上限が8400万LTC(枚)と決まっている

ライトコインは、総発行量が8400万LTC(枚)と決まっています。

これは過度なインフラを防ぐ効果があります。

 

ビットコインと比較すると、4倍の発行量がありますが、

一般的に浸透しやすくし、最終的に高騰を避けるという意図があるみたいです。

 

また、発行枚数が4倍ということは、

仮にライトコインがビットコインと同じ時価総額に到達した場合、

ライトコイン1枚当たりの価格は1/4になるという事です。

 

例えばビットコイン1枚当たりの価格が200万だとすれば、

ライトコイン1枚あたりの価格が50万まで上がった時、

ビットコインとライトコインの時価総額が同じになるという事ですね。

Script(スクリプト)方式を採用している

ライトコインのアルゴリズム(暗号化方式)は、Script(スクリプト)を採用してます。

 

それに対し、ビットコインを含む多くの仮想通貨は、

アルゴリズム(暗号化方式)は「SHA-256(シャーニーゴーロク)」を採用しています。

これは大きな違いです。

 

マイニング(採掘)を行う際、半端ない速さで、並列処理計算をしなければいけません。

それにより、採掘の難易度が上がってしまっているのが現状です。

 

ライトコインのScript(スクリプト)は、

ビットコインのアルゴリズムを組み合わせた物ではありますが、

処理計算速度は、ビットコインのアルゴリズムよりも優れているものになってます。

SegWit(セグウィット)を使用している

SegWit(セグウィット)とは、

トランザクション(取引履歴)を圧縮してデータ量を小さくする技術のことです。

 

これは、ビットコインが現在抱えている「スケーラビリティ問題」「トランザクション展性」を解決できる技術として大きく期待が寄せられています。

 

「スケーラビリティ問題」・・・取引量の増加に伴い、現行のブロックチェーンでは対応できないという問題。

ビットコインでは、ブロックのデータ容量に余裕がなくなり、送金遅延等の問題が起きてしまっています。

 

「トランザクション展性」・・・トランザクションとは、誰から誰にいくら送金されたかが分かる取引履歴の事です。

この取引履歴には、一つ一つIDが設定されています。

このトランザクションID(取引履歴ID)のデータが、外部から不正・改ざんできる脆弱性がある問題。

 

もちろんライトコインも、ビットコインのアルゴリズムを元にしているため、

「スケーラビリティ問題」「トランザクション展性」を抱えていました。

 

しかしライトコインは、SegWit(セグウィット)を実装することで解決しました。

マイニング(採掘)が比較的に簡単で、かかる電力コストが低い

ビットコインは「マイニング(採掘)」という作業を行うことで、

新しいビットコインを採掘する事ができます。

 

ただビットコインのマイニングには、非常に高性能なコンピューターが必要であり、

かつ莫大な電力を消費しながら行うので、莫大な資金が初期費用として必要になってきます。

 

そのため、ビットコインのマイニングの敷居は非常に高い状態なんです。

その為、マイニングを繰り返す同じ人に富が集まりやすい状況になります。

実際、ビットコインのマイニングは、中国が7割~8割程度を占めており、完全に富が集中してしまっています。

 

 

マイニングには大量の電力を消費するという問題があるので、

この電力を抑えられるというのは大きなプラス材料だと思います。

 

またライトコインは敷居を下げる事で、ビットコインと比べてマイニングに参加しやすくなります。

一部に富が集中しにくいような仕組みになっているとも言えます。

ライトコインの将来性

ライトコインはビットコインと比べると、機能面でみると使い勝手が良く、

取引を行っても処理が早い利便性があります。

 

ビットコインの承認時間が10分になっているにはそもそも理由があり、

セキュリティの観点から見た場合、10分が丁度いい長さだと推奨されていた為です。

取引速度が10分と長くなる分、不正やデータ改ざんを防ぎやすいと考えられていました。

 

2.5分(ビットコインの4倍の速度)にしているライトコインは、

セキュリティに少し問題があるのではないかという声もあります。

 

ただ、ビットコインの方が圧倒的な信用力によって通貨としての価値を持っているため、

ライトコインがビットコインを上回ることは、今現在としては難しいと思われます。

 

実際ビットコインよりも優れた機能を持つ仮想通貨は沢山あります。

「機能が優れている」=「信用される」とはまた違うということになります。

 

仮想通貨は、ビットコインからも分かるように、

その通貨を使用している人の信用によって価値が決まります。

 

なので現在、「ビットコインの方が価値がある」と考えている人が多いので、

売却されることで通貨価値の低下にもつながります。

 

ただ今後仮想通貨が普及していけば、ライトコインの利便性によって、活用される場所も増えていくと思います。

そうすることで、ライトコインの価値が今以上に認められ、価値を更にあげる可能性があるものだと思っています。